2005.8.31-9.5 沖縄の旅(シュノーケル&カヤック&ダイビング&観光)
4日目
AM5:00過ぎ起床!今日は早朝からのツアーが入っているので、早起きして支度開始です。
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AM6:00 3日間お世話になった“ゆがふいん沖縄”にして、出発しました。
昇り始めた朝日がとってもきれいな中、朝食のおにぎりを食べながらツアー会社へ向います。
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AM7:00頃、ツアー会社の“やんばる自然塾”に到着!
受付を済ませて、ツアーガイドのお兄さん 真ちゃんの説明を受ける。
今日は東京から来た女性2人組とTaka&Shoとガイドさんの5人でのツアーです。
パドルの使い方など簡単な説明受けて、いよいよマングローブツアーの開始です。
やんばる自然塾の目の前の川からカヤックを下ろすのですが、今日は台風の影響で時々海からの大波が打ち上げます。
タイミングを見計らって、さっとカヤックに乗り込み漕ぎ始めました。
漕ぎ始めは海に近いところだったのでちょっと波立っていたけど、慶佐次川マングローブへ突入して行くとすっかり波も無く穏やかになりました。
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ゆっくり漕いで行くと、プカプカと何かが流れてきました。「あっ、パイナップルだぁ!」すかさず拾い上げるShoなのでした。
ガイドさんによると、上流のパイナップル畑から落ちて流れてきたんだろうとのこと。
とっても良い香りがするので、そのままカヤックに乗せて香りを楽しむことにしました。
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マングローブには河口から上流にかけてたくさんのヒルギ林からなり、国の天然記念物になっているそうです。
日本でマングローブが見られる最北は鹿児島県の指宿の近くとのこと。去年行ったのに、気にもしませんでした。
慶佐次マングローブは3種類のヒルギ(オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ)で沖縄本島最大のマングローブを形成しています。
ゆっくり漕いでいくと、時々ヒルギの胎生種子が流れてきます。ヤエヤマヒルギの胎生種子を拾っておきました。
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川の中をよ〜く見ていると、あちらこちらに鯔(ボラ)の群れを見ることができました。
また、ヒルギの枝部分にミナミトビハゼ(沖縄ではトントンミンと言うらしい)がいました。
あちこちに蟹の姿も見受けられ、生き物観察好きなTakaは大ハシャギでした。
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上流に到着するとアダンの木があって、実の部分には“コノハチョウ”が止まって蜜を吸ってました。
コノハチョウは外側からみると本当に枯葉そのものだけど、羽を開くと内側はとってもきれいでした。
アダンは一見パイナップルに良く似ているけど、味は全然美味しくないとの事。戦後は食料としていたが、最近は食べる人はいないそうです。
その他にも色々珍しいシダ植物などを見ることができて、すっかり南国気分に浸ることができたのでした。
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2時間ほど漕いだところで、一旦上陸。今度は遊歩道を歩いてのマングローブの観察です。
遊歩道を少し歩き始めたところで、早速Takaが泥の中にひそんでいるノコギリガザミ(別名:マングローブ蟹)を発見!
ノコギリガザミはヒルギの根の隙間や泥の中に棲んでいる渡り蟹の一種。見られてラッキーでした。
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続いてたくさんのシオマネキ。シオマネキは真っ白なのと、赤黒のがいました。赤黒のシオマネキは紅シオマネキというそうです。
大きなハサミを持っているのが雄のシオマネキで、雌を取り合ってハサミで雄同士は戦います。
その姿は漫才で突っ込みをいれているかのようで、何だかかわいらしかったりもします。
雌はは戦っている雄を見て強いと認めて気に入った雄の巣の中に入っていくそうです。
女性に選ぶ権利がある訳なんですね〜v(^o^)v
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シオマネキの周りにはトントンミンがチョロチョロと動き回ってました。
全長10cmくらいのものから、ちいっちゃい子供までたくさん歩いていて、何とも愛嬌のある顔立ちでかわいらしかったです。
ガイドさんの話だとトントンミンはあんまり泳ぎが上手じゃないんじゃないかとのこと。確かに泳ぐ姿は溺れているようにも見えます。
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AM7:00〜10:00迄、ガイドさんの楽しいお喋りを聞きながら、あっという間に時間が過ぎて終了となりました。
スタート時は満潮だったけど、終る時間には潮も半分くらいに引いてしまってマングローブの根の部分がむき出しになっていました。
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ツアー終了後、やんばる自然塾の隣にある昔ながらの豪農住宅で、一休みさせて頂くことになりました。
あま〜いパイナップルと、自然塾の塾長奥様特製“かぼちゃ味のサータアンダギー”を頂きながらお茶しました。
ここ東村はパイナップル生産日本一というだけあって、本当にパイナップルが甘くておいしいのです。
またここから10分くらいのところに、プロゴルファー 宮里 藍ちゃんのご実家があるらしく、村では昔からゴルフ家族で有名だったそうです。
ガイドさんの楽しいお喋りで約1時間くらいお喋り。出された物もすっかり食べ尽くしてしましました(^_^;)
AM10:00迄のツアーだったのに、結局11:00までのんびりさせてもらっちゃいました。沖縄人の温かさにゆったり触れた時間でした。
東京からのお姉さん達とガイドさんにお別れをし、やんばる自然塾を後にしました。
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天気予報では、明日台風14号がきて沖縄が暴風域入るので、今日中に観光を楽しんでおこうということになり
一気に南下。那覇方面へ移動しました。
まずは昼食を食べに行こうと北谷町にある浜屋へ移動です。
約1時間半くらい、Shoは早起きがたたってぐっすり睡眠となりました。
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浜屋に到着する少し前にShoもお目覚め。と、急に強い雨が降り出しました。やはり台風が近づいているのかな。
お店は海岸沿いにありました。
しかし、ダイビングポイントとお昼とが重なり、店の前はとても車を停められるような場所はありません。
雨の中歩くのは嫌だけれど、仕方が無く少し先まで行って駐車。
降りようとすると、嘘のように雨は止み、青空が広がりました。晴れ男Takaのパワーか?
海には地元のダイバーの人達がたくさんいて、ダイビングを楽しんでいました。
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浜屋に入って軟骨ソーキそばを2つ注文すると、2分後くらいにさっと出てきました。
早速お店自慢の軟骨ソーキを一口。うっうまい!軟骨がすっごい柔らかくて、口の中であっという間にトロけます。
油っこさもほとんど無く、ペロっと平らげてしましました。こんな美味しいのに1杯たったの450円というお値段も感激です。
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昼食を終えて、再び那覇方面へ向けて出発。
明日の暴風雨に備えて、100円ショップで雨合羽を購入し、一旦ホテルへ向いました。
那覇の中心街はかなり渋滞していて、15:00頃ようやく“ホテルマルキ”へ到着することができました。
がっ、ホテルの入り口を見ると大幅に改装中。
えっ、ロビーはどこ?と思いながら工事中の入り口を入っていくと、隅っこの方でほそぼそと受付をしていました。
予約時にこんな大規模な改装してるなんて聞いてなかったのでびっくりしましたが、とりあえずチェックインは出来たので良しとしました。
部屋に入ってとりあえず荷物を置き、車では渋滞しそうな為、ゆいレールを利用して首里城へ行くことにしました。
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ホテルから数分のところに、ゆいレールの県庁駅前駅から乗車しました。
乗ってから1駅くらい過ぎたところで、とうとう台風14号の影響で雨が降ってきました。
夕立のようなどしゃぶり雨です。
「あ〜あ、やっぱり降っちゃったねぇ。首里城歩けないかも・・・」なんて言ってると、首里駅へ到着する少し前にピタッと雨が止みました。
首里駅で下車して、歩き始めるとすっかり空は晴天!やはり晴れ男Taka、Shoも素直にありがたいと思う瞬間なのでした。
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てくてく歩いて15分くらいで、首里城入り口の守礼門の前に辿り着きました。
石段を登ってずっと歩いて行くと、琉球王朝“舞いへの誘い”という催しを行っているところでした。
沖縄を代表する伝統芸能の琉球舞踊を少し見学し、いよいよ正殿の方へ。
ここからは、有料になるのでチケットを購入して進んでいきました。
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奉神門をくぐると、南殿→正殿→北殿の順番で順路を回って行きました。
ペリーが来航した時の様子や、その際のもてなし料理などが詳しく書かれていました。
正殿にあった王が座っていたという椅子は金でピカピカ輝いてはいたけれど、固そうで座り心地がとっても悪そうだなぁと思ったのでした。
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首里城見学も終了し、今度は旅行誌に載っていたぶくぶく茶を飲んでみようと、“ぶくぶく茶屋 嘉例山房”へ行ってみました。
早速メニューを見て注文。好きなお茶を選んで、その上にぶくぶくした泡を乗せてくれるとのこと。
Takaは普通に玄米茶、Shoはハイビスカスティーでぶくぶく茶を注文!
数分後にお茶菓子の付いたお茶と、木のボールに入った液体が運ばれてきました。
この木のボールに入った液体を泡立てて、それをお茶に乗せて飲むのだということでした。
早速、シャカシャカと交代で泡立て開始。なかなかうまく泡立たないし、結構疲れます。
何とか泡が固まったので、お茶の上に乗せて飲んでみました。
お味の方は「んっ?えっ?」何とも表現し難い味でしたが、そんなに美味しいものではありません(^^;
話のネタにとチャレンジしてみましたが、1回飲めばいいかなぁ〜っていう物でした。
それより、一緒に出てきたお茶菓子の方がよっぽど美味しかったです。
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首里駅まで歩いて、ゆいレールに乗車。国際通りを歩くために、牧志駅で下車しました。
台風前の不安定なお天気をよそに、国際通りはたくさんの観光客や地元の若者でにぎわってました。
通りの両サイドにはお土産屋さんがたくさん建ち並び、端っこからゆっくりと見て歩きました。
どこのお店の店先にも必ず置いてある、シーサーの置物。
Takaは沖縄入りしてから、すっかりシーサーの虜になっていたので、結構真剣に見て歩きました。
Shoは似たり寄ったりのお土産の中から、一品ものを探して歩いて行きました。
一通りお店も見たので、とりあえずお菓子類を購入しようとお店を決めて入りました。
Takaは帰ってからもしばらく沖縄気分に浸りたいということで、オリオンビールを1ケース購入。
さらには泡盛も飲んでみたいと、3種類くらい試飲させてもらったのでした。
結果、沖縄でしか手に入らないという“ようせん”というアルコール度数43度の古酒を購入♪
重たい物ばっかり買い込んだので、全て送ってもらったのでした。
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お土産を送ってホッとしたところで、お腹が空いてきたので夕飯を食べに行きました。
今日の夕飯はあらかじめ調べてきたステーキのお店、“碧(へき)”。
店内にはいるとカウンターに案内され、目の前には大きな鉄板があります。
早速、特上ステーキと特上琉球牛ステーキのコースを注文しました。ちょっぴり贅沢です。
ここは従業員が全て女性で、お客さん1組に対し、1人の女性スタッフが付きます。
目の前で手際よく焼いて出してくれるものは、どれも絶品でした。
特にお肉の焼き加減は絶妙で、一緒に炒めたニンニクもカリカリと香ばしくて美味しかったです。
最後に出てきた、パインシャーベットはパインの実がたっぷり入っていてさっぱり美味しく頂けました。
結構たくさん量があったように思えたけど、美味しくて残さず平らげてしまったのでした。
ご馳走様でしたぁ〜♪
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PM10:00頃、ホテルへ戻ってシャワーを浴びて・・・歩き疲れたのでバタッと就寝。
朝日がまぶしい やんばる自然塾 お天気が良くて良かった!
ツアーガイドの真ちゃん マングローブに入るまでは波だってます かわいいパイナップルみつけちゃった
丁寧な説明でガイドをしてくれる真ちゃん 珍しい生き物が見れて楽しい ここまで来ると台風の影響も感じません
ヤエヤマヒルギの胎生種子です 蟹もたくさんいました 実を付けたアダンの木
キウイフルーツの祖先となった実 蟹さんポーズ 見渡す限りのヒルギ林
段々と潮が引いてきました パイナップルともお別れです 皆で覗きこんで説明を受けます
ノコギリガザミ(蟹)が潜んでます シオマネキ トントンミン(ミナミトビハゼ)
マングローブをバックに 楽しいツアーだったね うん、大満足
潮が引いて、ヒルギの根が出てきました シーサーと一緒に どっちが怖い?
沖縄ならではの住宅 豪農住宅ということで新聞にも掲載 おじゃましま〜す
あま〜いパインと手作りサータアンダギー ゆっくりと寛がせて頂きました お庭もゆったり広かったです
最後にガイドの真ちゃんと 台風14号の影響で波だってきました 浜屋に到着です
トロトロ軟骨の乗ったソーキそば ゆいレールにも乗りました 運転席の様子
首里城に到着 守礼門 まずは記念に1枚
首里城案内図 石段が続きます 琉球王朝 舞への誘い
正殿 迫力ある正殿の前で 首里城見学を終えて
ぶくぶく茶屋に来てみました これを泡立てます うまく泡立つかなぁ
なんか面白いお茶です だんだんと泡だってきました ぶくぶく茶とお茶菓子
ずずずずっーと吸い込みます お散歩してたら豚ちゃんの石像が! 屋根の上のシーサー
国際通り市場のお魚達 パパイヤのおひたし サラダ
目の前の鉄板で焼いてくれます 付けたれは3種類 プリプリのエビが焼かれます
Taka注文の特上琉球ステーキ 出来ましたぁ Sho注文の特上ステーキ
にんにくもカリカリでおいしい♪ エビの頭部分を潰して、エビ煎餅 パンも焼き立てで熱々
ゴーヤちゃんぷる〜 デザートはパイナップルシャーベット 碧(へき)良いところでした